何のために働くのか
こんにちは。
元売れない保険屋Tです。
今日は何のために働くのかという事を考えてみたいと思います。
仕事を辞めたいな。とか、遊んで暮らしたいと思っている方は是非ご一読下さい。
自分を振り返る
小さい頃からの夢を実現できている人は正直そんなに多くないのかなと思います。
(しっかりと実現されているという方が多かったらごめんなさい)
僕も小さい頃はサッカー選手になりたいという事を漠然と考えていましたが、ケガもあり中学生で断念しました。
それからは何となく生きており、受験にしても目標として受かった感じもなく、受験することは決めていたので毎日コツコツと勉強していた結果受験も上手くいったという感じです。
大学生になってからも特に目標もなく、毎日気の向くままに遊んだり勉強したりして過ごしていました。
何か目標を作ってもなかなか興味も持てず長続きしないダメダメ野郎でした。
就職についても特にやりたいこともなく、ひとまず優秀な人が多くハードワークで有名な会社に入りました。
そこでも特に人よりも抜きん出ようという気もまるでなく、何かを成し遂げようという気もなく、ただただお客様にとってプラスになるかなということを黙々としていました。
そしてご縁あり保険業界に飛び込み、何となくみんなの役に立ちたいな。とか、専門的な知識でお客様の役に立ったら良いなという気持ちが芽生えてきたような気がします。
でも、じゃあ自分は保険業界で何を成し遂げたいのか。という事は特に考えていなかったので、モチベーションも低く、モチベーションに仕事が左右されること8年間でした。
僕の中学生から36歳くらいまでのおよそ20年間は自分が楽しいと思う事に気の向くまま先のことなど考えずに生きていました。
今になって思えば、なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだろうという三井寿のような思いもありつつ(自分は長すぎる・・)、そんな時間があったからこそ今の自分があるのだとは思っています。
変わったきっかけ
長い時間をかけて生きる意味や、どういう人生を生きたいのか、何のために働いているのかということが自分の中で熟成されていった気がします。
ふとした時に、自分は何のために働いているのか。何で保険業界でフルコミッションという世界に身を置いているのかという事を考えました。
ミッション・ビジョン・バリューとか使命感とか色々な言い方があるとは思うのですが、自分の中で40年弱生きてきて感じたことを言葉にしてみました。
例えば、使命で言うと、
『保険を通じて安心を届け、明るい未来を創る』みたいな。
これは普通すぎますね笑 自分のボキャブラリーの少なさが恥ずかしい。
自分の価値観に基づいて言語化すると不思議なことにそれを軸に活動をすることができます。
一旦軸ができると、今までふらふらふらふら心のゆくままに仕事やプライベートでの活動をしていましたが、その軸に沿って前に進むことができるようになりました。
また、その使命感もできれば大きく、明るい未来に向かうものの方が良いと思っています。
良く出る事例で、イソップの3人のレンガ職人の寓話があります。
レンガを積んでいる人に何をしているのかという質問をしたところ、
①『レンガ積みをしています』
②『家族を養うための仕事をしています』
③『偉大な大聖堂を作っています』
という三者三様の答えが返ってきます。(記憶で書いているので違ったらすみません)
同じレンガを積むという作業ですが、積んでいる人の気持ち一つでそれは全く違った意味になってきます。
自分の仕事に使命感を持ち言語化するという事は、まさに自分の仕事に大いなる意味を与えることに他なりません。
自分の価値観に応じて使命感を持つことで、働くことに意味が生まれ、それが大きなものであればあるほど、毎日小さなことを積み重ねていく事ができるのではないでしょうか。
まとめ
20年もの長い間生きてはいましたが、本当の人生を生きてはいなかったのだと思います。
そんな僕でも変わる事ができました。
仕事に対するモチベーションがどうしても上がらない人は、一度自分のその仕事での使命感を言語化してみると良いかも知れません。
どうしても言語化できないのならば、仕事を変えることを検討してみても良いと思います。
大いなる使命感を抱いて、自分の人生を最高なものにしましょう。
これはどんなに遅くても遅すぎることはないと思います。
僕は20年やっていません。最後に死ぬ直前まで使命感を持って自分の人生を生きることは可能です。
自分の人生を生き始めたとき、毎日にハリが生まれ仕事も楽しく感じますので、毎日仕事が早く終わらないかな~と思われている方は是非一度使命感を言語化することをおススメします。