【世界の見方が変わった】ZERO to ONE
こんにちは。元売れない保険屋Tです。
今日は自分の中で世界の見方が変わった、ある意味この本との出会いで売れるようになったと言っても過言ではない一冊をご紹介します。
ひょんなことから2018年にこの本を読んで、ビジネスの見方が180度変わり僕の営業活動が大きく変わりました。
何といっても保険営業マンは100万人以上いますから、そんな中でどう生き抜くのか。またこの社会の中でどう生きていくのかを深く考えさせられました。
作者のピーター・ティールさんはPayPalの創業者ので、Facebookにも早い段階から目を付け莫大な利益を上げた投資家としても知られています。現在は人工国家プロジェクトをやっていたり、人々の常識に捉われずに活躍されています。また、PayPalは言わずと知れたインターネットの決済会社ですが、実はPayPalマフィアと言われるくらい、優れた経営者を生み出した企業でもあります。
そんな圧倒的な成功体験の中から、社会に何かを生み出すためのノウハウを彼独自の視点で描かれているのがこのZero to Oneという本になります。正直色々と本は読んでいますが今までの常識を覆すような事理論が書かれており、度肝を抜かれました。
そして、妙に腹落ちする部分がありましたし、実際に成功している企業を見てみると彼の理論に当てはまっていることもあり非常に説得力があります。
この本で一番心に残ったのは、
競争ではなく、独占せよ
という事です。
競争は、人間に本能に埋め込まれた性質ではあるが、競争をすることはお互いに疲弊し何も良いことはないと述べています。業界のシェアを増やしていくためにはどうするかというのが、ビジネスの基本的な考えかと思っていましたが、彼は真っ向から否定しています。
自分も、ドクターマーケットで何となくやりたいなぁと売れない時代はぼんやりと考えていました。そこは非常に過密なレッドオーシャンと言えるような市場で魑魅魍魎の集まる世界だと思っていました。ただ、他の人と同じように競争していては何も良いことを生まずただただ疲弊するだけである。という事ですね。
自分の強みを活かすとかよく言われていますが、僕の中で電流びびびっとつながりました。
一見レッドオーシャンに見える市場の中で、競争をせずに自分の得意や強みを活かせる独占市場を生み出すことが、売れている人たちが言っていた強みを活かすという事だったんですね。
そうすることで、沢山いる保険営業マンの中で競争するのではなく、自分にしかできないことでストレスなく仕事をしていく事ができます。
自分はまだその域にはたどり着いていませんが、自分の中で独占を創り出すべく動いていることで、昔に比べてストレスがなく成績も上げることができました。
ストレスがなく。というのは、独占しようと思っていない市場での仕事に時間を取られなくなり、思い切って切ることができたので自分のやるべき事だけに集中できているというイメージです。
ではどうやって独占を創り出すか。難しかったです。
とにかく自分と向き合い、自分に何ができてどうなりたいかなどひたすら考えました。
今後もちょこちょこ書いていきますが、下記記事も参考にしてみてください。
圧倒的な成功を収めているピーター・ティールさんが言う事だから説得力があるというのはもちろんありますが、自分の中ですっと腹落ちした本でした。
事例に出てくる規模と自分の考えていることの規模には圧倒的な開きがありますが、今後ビジネスをどう展開したらいいのかを考える上で非常に学びのある人生を変えてくれた一冊でした。