『人生100年時代における生命保険業界の役割について』まとめ①環境の変化
こんにちは。元売れない保険屋Tです。
文章を書くのが苦手過ぎて時間が掛かります。
毎日アウトプットの練習をしたら上達するかな。
さて、2020年4月17日に生命保険協会から『人生100年時代における生命保険業界の役割について』という資料が公表されたので読んでみました。
保険業界に生きるものとして知っていた方が良いと思いましたので、
自分の知識の定着も目的に内容をまとめてみたいと思います。
https://www.seiho.or.jp/info/news/2020/pdf/20200417_2.pdf
90ページに及ぶスライドにデータも沢山なので、下記の項目で3度に渡ってまとめてみたいと思います。
- 環境変化
- 社会課題
- 生命保険業界の役割
主な環境変化
人口構造の変化
日本はかなり前から出生率の低下から少子高齢化が問題となっています。
近年では人生100年時代と言われ、社会が大きく変わりつつあります。
実際に具体的なデータを見てみましょう。
100歳以上人口は、
私が生まれた1981年は1,072人
2000年は13,036人
2019年は71,000人
推計では2049年には50万人
を突破する見込みです。
グラフを見てもわかるように今から急激に100歳以上人口は増えていくことになりそうです。
また、平均寿命が延びていくことで、”老後期間”が長期化しています。
先ほどの将来の推計を見る限りでは今後ますます老後期間が長期化していくことが
予想されます。自分は果たして何歳まで生きるのでしょうか。。
一方で、出生率の低下から、
総人口と社会を支えていく生産年齢人口は減少していきます。
現状では、20歳から64歳の生産年齢人口は約54.7%
それが2065年予測では47.6%にまで低下していく見込みです。
また、人口構造の変化とともに世帯の在り方にも変化が生じており、
かつて多かった3世代世帯から夫婦のみの世帯や65歳以上の単身世帯が増加しています。
疾病構造の変化と医療の進歩
かつては日本人の死亡の主たる原因は感染症でした。
しかし現在においては生活習慣病(悪性新生物・心疾患・脳血管疾患)が死因の第1位、2位、4位となっています。
また、老衰による死亡が3位に浮上しています。
これは医療技術の進歩によるものでしょうか。
実際に医療技術の進歩により、病気をしても長期生存することが増えてきました。
近年は、医療技術の進歩によりがんの5年相対生存率も上がったり、
治療についても長期的に入院をすることが減ってきています。
また、一方で新しい医薬品や治療のバリエーションも増えてきており、
高額な医療費がかかるケースも増加傾向にあります。
技術の進展と多様性
また、科学技術の進展により、IoTやAI、ビッグデータなど、デジタライゼーションが進展しており新たなイノベーションが創出される社会が到来しました。
社会的にも多様性が広がってきています。
・個人の多様性の拡がり
世帯モデルや生活モデルが多様化し、一人一人の価値観を尊重する時代が到来している。
ここは保険マンの腕の見せどころかもしれないですね。
・地域の多様性の拡がり
高齢化や人口減少から、地域による格差が広まっている。
まとめ
データを見てみるとかなり大きな変革の時代と言えそうです。
保険マンとして正しい知識を身に付け、多様化する社会の中でもお客様のお役に立てるようにならなくてはいけないですね。
まずは今はこういう時代だと言う事を大きな視点で確認しておくことが大事ですね。