保険営業マンによる営業マンのための成長ブログ

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『人生100年時代における生命保険業界の役割について』まとめ③生命保険業界の役割:”わかる”安心編

こんにちは。元売れない保険屋Tです。

前回・前々回と、生命保険協会から出された『人生100年時代における生命保険業界の役割について』から、環境変化・社会課題についてまとめました。

 

今回からいよいよ生命保険業界の役割についてまとめていきます。

長いので下記3項目に分割してまとめます。

 

  1. ”わかる”安心
  2. ”もしも”の安心
  3. ”自分らしく”生きるための安心

 

今回は”わかる”安心についてです。

ご自身の生命保険を検討したときのことを思い出しつつ読んでいただけると分かりやすいかと思います。

 

 

 

”わかる”安心

ライフプラン・マネープランの作成支援

 結婚して、子供を授かって、家を買って、子供が社会に出て、老後を迎えるという、人生ゲームのような画一的な『標準モデル』がなくなりつつあり、ライフプランは多様化しています。

 

皆様も下記のような疑問を感じたことはあるのではないでしょうか。

 

  • どのようなライフイベントにどれほどの費用がかかるのかわからない
  • どのようなリスクを想定して、どのように備えたらいいのかわからない
  • 国等からどれほどの保障を受けられて、自分でどれほどの備えをしておけばいいのかわからない
  • 縁起でもないことを考えたくない
  • 忙しいので、今すぐ必要ではないことは先送りしたい

 *1

 

このような疑問を解決しながら自分に合ったライフプラン・マネープランを作成していくのは、情報が溢れている現在においてかなり困難な作業になっています。

 

正しい知識を持って、一人ひとりの価値観に沿ったライフプランの作成を支援していくことが求められています。

 

 

わかりやすい情報提供

また、リスクも多様化しており、そのリスクに備える手段についても多様化しています。最適な判断や最良の選択を行うことが難しくなっており、本当に必要な商品やサービスが届かないという状況になっています。その中で”わかりやすい”情報を提供していくことが求められています。

 

常日ごろから情報収集し、自己研鑽が欠かせませんが、それをお客様がしっかりと判断可能なようにわかりやすく必要な情報を提供していくことが我々保険営業パーソンには求められています。

 

昔に比べるとかなり難易度の高いミッションをこなしていく必要があります。

 

ご家族等への情報提供の充実

一方で、高齢のお客様の比率が増えているというデータがあります。

 

 

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また、若年性認知症の増加や大規模災害時の対応等も考えると、高齢者のみならずすべてのお客様のご家族等とのコンタクトラインを充実させることが重要です。

 

実際に私の場合は、ご契約者様に何かあった際に速やかにご連絡頂けるよう受取人の方にできる限りお会いさせて頂いてます。

 

担当者であることのご挨拶と、万一時にはご連絡頂けるような体制を整備しておくことで、有事の際のフォローができるようになると思います。

 

金融リテラシー・ヘルスリテラシーの向上への寄与

保険営業マンとして、上記3つの項目については常日頃から心がけている部分であると思います。

 

しかし、それだけに留まらず我々の役目としては皆様の金融リテラシー・ヘルスリテラシーの向上に対して一助を担っていく必要が出ています。

 

健康で豊かな人生を歩むためには金融リテラシーとヘルスリテラシーが欠かせません。

 

保険営業マンもそうですが、金融商品を扱っている営業マンの中には自分に都合のいい商品を提案したり、お客様の価値観に合っていない商品を提案してしまう場合もあります。

 

それはその営業マンの資質に問題がある場合もありますが、実力が伴っておらずお客様に本当に必要なものを提案できていない場合もあります。

 

我々自身がしっかりわかりやすくお伝えできる実力を身に付けていくと同時に、皆様もご自身の資産を防衛するために金融リテラシーを高めていく必要があります。

 

また、豊かな人生を送るためには健康であることは欠かせません。

保険は人の健康状態に変化が生じた場合に経済的な扶助を行う金融商品です。

そのため私たち保険営業マンは病気についてかなり詳しかったりします。

 

病気になった際にお役に立つ商品ではありますが、ならないため予防についてなどの情報を提供し、大切なお客様とともに健康な生活を送りたいものです。

 

健康な毎日を過ごすためのヘルスリテラシーを持つことも大切です。

 

私自身お酒が大好きなので、気を付けねばなりません・・・

 

 

まとめ

社会が高度に複雑化していることにより人それぞれの価値観も多様化し、それぞれの人生設計にも答えがない時代になりました。また、様々な考えに対応できるように保険業界をはじめ、様々な商品を展開しています。

 

生命保険に関わるものとして、幅広い知識を分かりやすく情報提供をしていくことが強く求められています。また、それはお客様本人だけでなく、認知症や災害のリスクを鑑みるとご家族にも伝えていく必要があります。様々な情報を提供することで、お客様の金融リテラシー・ヘルスリテラシーの向上に寄与し、それぞれの理想のライフプランを実現していく社会が実現できたら良いと思います。

 

”わかる”ことにより皆様が安心に暮らせますように。

本日はこの辺りで。

 

次回は”もしも”の安心についてです。

保険マンの腕の見せ所ですね。

 

 

 

*1:資料より抜粋