老後2000万円問題を読み解く②
こんにちは。元売れない保険屋Tです。
昨日は老後2000万円問題の発端となった金融審議会の市場ワーキンググループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』の前半戦でした。
前半部分では、社会を取り巻く環境の変化について書きました。
後半ではそのような環境変化の中で、どのように対応をしていくべきかについてです。
- ライフステージによる個々人の心構え
- 現役期
- リタイヤ期前後
- 高齢期
- 金融サービスのあり方
- 社会課題に対する対応
- 現役期の顧客への対応
- リタイヤ期前後の顧客への対応
- 高齢期の顧客への対応
- 環境整備
- 資産形成・資産承継制度の充実
- 金融リテラシーの向上
- アドバイザーの充実
- 高齢顧客保護の在り方
- まとめ
続きを読む
老後2000万円問題を読み解く①
こんにちは。
元売れない保険屋Tです。
昨年、老後2000万問題というのがメディアで話題になりました。
皆様はその元ネタをご存じですか?
これは2019年6月3日に金融審議会の市場ワーキンググループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』に出てきた内容の内、老後に不足する金額が試算された際に出てきた数字をメディアに取沙汰された結果です。
では、この報告書を読んだ方はどれくらいいるでしょうか?
私見としてはもともと2000万なんかじゃ全然足りないと思っているので何をいまさらという数字でもありましたし、中に書かれていることは『それならどうする?』という至極全うな報告書になっています。
正に私たちがしっかりと考えていかねばならないことです。
という事で、今回は報告書の趣旨を2回に渡ってまとめていきたいと思います。
- 社会を取り巻く環境変化
- 人口動態の変容
- 収支の状況
- 金融資産の保有状況
- 金融環境に対する意識
- まとめ
続きを読む