受けた恩は返す
こんにちは。
元売れない保険屋Tです。
影響力の武器の中にもありましたが、人は受けた恩は返さないといけないというと自然と思ってしまう事があります。
この気持ちはとても大事で、人間が社会での生存確率を上げる戦略として挙げられています。
しかし、これは何も直接その人に返さなくてはいけないというものではありません。
という事で、本日はキングダム8巻です。
涙なしでは読めない一冊となっています。
趙国に人質として捕らえられていた若き頃の秦王政が趙の都邯鄲から脱出をするときに助けてくれた趙国の闇商人紫夏。
脱出に気付いた趙軍の追手に追われて絶対絶命の中で紫夏の回想の1シーンです。
幼いときに命を救ってくれた恩人はこう言いました。
恩恵は全て
次の者へ
紫夏は政の状況と幼き日に恩人に助けられた自分を重ね、正に死力を尽くして政の脱出に力を貸しました。
人にしてもらって嬉しかったことは、その人に何か返せればいいですけど、間接的にでもしてもらったことと同程度の事を誰かに返すということは重要です。
よくギブ&テイクと言いますし、常にギブをしなさい。とか営業セミナーで行ったりします。
でも自分たちは必ず親や友人や誰かに受けた恩があります。
それを常に返し続けたり次の者に繋いでいくという気持ちを持てば、自分たちの行動は必ずギブから始まるのではないかと思います。
そしてそのギブは必ず自分か、その次の人へギブされます。
自分たちが貰ったものは止めずに回していきましょう!